車好きな我が家のお兄ちゃん。
F1などのカーレースも大好きなので、そんな息子のためにこの本を手に取りました。
お話は、終始テレビ局のアナウンサーの実況中継で進んでいきます。
『地球を一周するレース』と聞いてワクワクしながら読み進めると――登場人物はすべて動物で、登場するマシンもなんとバラエティに富んでいることか!
私個人としては、ライオン&猫コンビのマシンがお気に入り。
陰ながら頑張るハムスターくんがいじらしくて、しかもエコだし、もっと数を増やせばいい線いけたんじゃないかな〜なんて不届きなことを考えちゃいました(笑)
その他の動物達もそうそうたる面々で、キャラクターにもマシンにも突っ込みどころが満載です。
しかもレースは、市街地や険しい山道・広大な砂漠など、一筋縄ではいかない難所続き。
棄権者が続出する中、一番にゴールしたのは…?
いいなあ、こういうお祭り騒ぎ。
見ている方も、楽しくなっちゃいますね。
動物達の表情も豊かで、絵の隅々まで堪能させてもらいました。