「わたし」についても「あなた」についてもそんなに深く考えたことはありません。でも生きている限り、常に「わたし」がいて、たくさんの「あなた」がいることは事実です。日本では目上の人に「あなた」ということは滅多にありませんし、云いにくいものです。でも外国では相手が例えば大統領でも「あなた」なのです。そんな中で「あなた」について色々考えさせてくれます。何歳になっても一人で生きていくことは出来ません。わかっているのだけれど、開き直ることもあります。大人の立場で子どもに戻って考えるのもいいかもしれません。子どもにも大人にも、「あなた」がいてくれてありがとう、を云いたいと思いました。