今まさに運動会シーズン。
幼稚園ですが、かけっこの練習もがんばっている娘にと読み聞かせしました。
娘はかけっこも嫌いじゃないし、運動会も楽しみ。
なのでこのお話の主人公さとしの気持ちはちょっとわからなかったようですが、タイムリーなお話に興味津々で聞いていました。
運動会の徒競走で断トツのビリになるのがいやなさとし。
うさぎにもらった「走るのが好きになるスプレー」を使います。
思っていたのとは違う展開で、娘も私もあれ?あれ?という感じでしたが、最後は2人でニッコリして本を閉じることができました。
ちょっといじわるな同級生の行動に救いがなかったのが残念ですが、
(せめて感謝とかお詫びとか、仲直りの場面がほしかった)
少しずつ努力することが実を結ぶんだという希望のあるお話でよかったと思います。
運動会の徒競走、かけっこに気が重いお子さんへ。
元気と希望を与えてくれる1冊だと思います。