娘が小学生になった時、田舎のばあばにプレゼントしていただいた一冊。数学博士の野崎と森の両名がわきを固めるなんて、なんて贅沢なこども数学絵本だこと。
しか〜し、娘は数の絵本としてまったく興味なし。ドールハウスよろしく住人を、さあさ、次はだ〜れ?だれなの?なんて言いながら、引っ越しごっこ絵本としてお気に召されたご様子。こちらの心配なんて何のその。住人に名前までつけちゃって、ちゃんと数えるには驚きです。やっぱりくらしの中で覚える数字は強いなあ。頭を垂れた私です。
安野光雅の絵はどこまでもエキゾチックです。いいなあ。なんだか本当に、ドールハウスに見えてきた!感謝。