梅雨の時期、小学校の読み聞かせをしているママ友にこんな本を読んであげたよと薦められて、読んでみました。
カタツムリは歌にもなったり、家で飼ってもらえたり、似てるけどナメクジは気持ち悪いと言われたり、即「塩!」と葬られてしまうことが多いような世の中。この本は”ナメクジ”の見方をガラリと変えてくれる絵本です。そして題名どうり、大きな声援を送ってあげたくなります。
ホントかお話だけの世界か定かではないのですが、ナメクジは太古の昔カタツムリの1グループが何世代にも渡ってカラを小さくしてきた生き物さという見方から描かれています。カラを取って危険にさらされてまで、進化進歩をなそうとするその賢明さ、けなげさがヒシヒシと伝わってきて、むやみやたらに「塩」を掛けられなくなりました。
小学生の読み聞かせにとても良い絵本だと思います。少々長い本ですが。