いわむらかずおさんの柔らかな可愛らしいウサギの絵が印象的な絵本です。
ふうとはなの二兎の子ウサギが遊ぶ大根畑で見つけたじっと動かない鳥、キジ。
何しているか見てみると、たまごを温めている。
たまごからわが子が産まれるまでじっと温め続け、産まれてからも守ろうと目を光らせるキジの両親。
そんなキジの様子にふうとはなも心打たれたようです。
最後はお母さんのおっぱいを飲みながら眠りにつく二兎。
5歳の娘の最近のお気に入り絵本で、寝る前に読んで!と言って持ってきます。
そして読み終わると、まるで自分もふうとはなになったかのように、私に抱きついて眠ります。
眠った娘の顔を見ながら、私もキジの親子に思いを馳せたり、心温まるお話です。