初めて読んだ時に、あまりに胸がいっぱいになってしまって、ちょっとしばらく自分の子供には、読んであげられないなと感じるほどでした。どうしても、最後の台詞で涙があふれてしまうのを止められないからです。
そんな感動的な宮西さんのティラノサウルスシリーズの絵本が、なんと来年の12月頃に映画化されるそうです。
これは、ファンには、たまらない情報ですよね。
先日、作者本人が、おっしゃっていたので、確かだと思います。
「おまえうまそうだな」も、大好きなのですが、どうも自分の声で読み聞かせしても、雰囲気をうまく伝えられないので残念に思っていました。
しかし、このお話は、母親の深い母性愛を表現しているので、同じ恐竜物でも女性にとって、とても読み聞かせしやすいと思います。
血が繋がっていないばかりか自分達にとって、天敵でもある恐竜の子供をそれとわかっても、変わらずっとずっと愛し続ける恐竜の母親の愛の深さは、本当に美しいと思いました。
最後に台詞は、なぜだか自分に語りかけてもらえているような、そんな幸せな気分になってしまうのは、私だけでしょうか。
大好きな絵本なので、小学校の全クラスで読んであげたいな。