「3びきのこぐま ベン・ヤン・ヨーン」シリーズ物です。
作者紹介のページで、先にヴラスタさんが載っているので、元々この絵本の企画は「絵」が先なのかもしれません。
で、ヴラスタさんはチェコ・スロバキアの画家で児童向けの絵をたくさん発表している方だそうです。
文章を担当されたマックス・ボリガーさんはスイスの方で、国際色の高い作品なんだな〜と、思いました。
活字は大きめで読みやすいのですが、絵本にしては1ページに書かれている文章量が多いので、読み生かせとかに使うのは、ちょっと(読み手が)大変かもしれません、
音楽家のくま達がそれぞれ可愛いです。
個々人の目印にもなっている「白い模様」が、このくまの子たちには決して白く見えない。その認識の違いが物語を面白くしてくれています。
ココがわからないとお本当の面白さが伝わらないので、読んであげるなら、5、6歳以上のお子さんの方がいいかもしれません。