ガリレオ先生・・といえば
最近は、某有名作家が生み出したキャラクターを
イケメン俳優が演じているアレを想像しますが
こちらは、本当に、物理学の父、ガリレオの、生涯をつづっています。
天動説があたりまえだった世の中で地動説を唱え、
裁判にまでかけられたガリレオ。
「自分の目で見たものを信じてはならない」と命じられたシーンでは
娘は「なんで!!」と絶叫しました。
最後に300年以上たってから
教会が間違いを認めたところでは
「死んでからなんて・・」と落胆。
自分を信じて貫き通すことの難しさと偉大さを教えてくれる良書です。
できれば、天体を習うくらいの年齢になってからの方がおすすめかな。
文字までもが、美しいレイアウトの一部になっているので
読み聞かせよりは、じっくりひとりで読み込みたい一冊です。