年長と小学5年生の子に読みました。
擬人化されていない動物の絵がステキです。
砂嵐のため、母さんとはぐれてしまった小さなゾウは、偶然出会ったおおきなゾウのおじさんとオカバンゴへ旅をします。
小さなゾウを守ろうとすることで、おおきなゾウは自分にこんな勇気があったのかと気付きます。
おおきなゾウのおじさん、本当はとても優しいのに、その優しさを前面に出さずに振る舞うところが、いい感じです。
子供たちは、最後に一人ぼっちで行動するおおきなゾウのことを心配していました。
心があったかくなるような、ちょっと切ないような、いいお話です。