両親のクローゼットで見つけた、赤いリボンの包み。自分への誕生日プレゼントと確信して、その中身は何だろう?と、男の子があれこれ想像する様子が描かれています。
作者がイラストレーターと聞いて納得です。ケーキやヨットやぬいぐるみなど、描かれているプレゼントの品々が、どれもこれもおしゃれでとても楽しめました。
ただ、ストーリーはちょっとなじめないものでした。冒頭の「たべたリンゴよりも、あたえたリンゴのほうが、あとあじがいい」という言い伝えは理解はできるのですが・・・一緒に読んだ5歳の娘も、「?」とわけがわからないといった感じでした。