子供の時は、友達がメガネをかけていても、
何ら変なことと思ったことはありませんでした。
だから、そんなに気にするものかしら?とも思います。
どちらかというと子供がメガネをかけていることが気になるようになったのは、親になってから。
小さいのにメガネをかけないといけないのは大変だな、管理も大変だろうなという気持ちがあります。
ただ、この本を読んでいて気になるのは、
メガネを通して先生の優しさが分かった、という点です。
おそらく現実の先生は一人の子供のために、他の先生にも協力してもらってまでメガネをかけたりしないと思います。
一人の子供に対する特別扱いは、他の子供も敏感に感じ取ります。
その方がイジメにつながり、嫌な気持ちになるきっかけになるように思います。
気持ちを共有することで、人の優しさが分かる、という表現は、もっと他にもあったのではないかと思いました。