小さい子の喋る言葉の多くは身近な人としか通じないものだったりする。でも誰にでも通じて、しかもかなりの確率で返事がもらえる、そんな魔法の言葉が「ばいばい」だ。私だって自分に子どもがいないときは子ども嫌いだったりしたのだが、それでも「ばいばい」と手を振られたらつい振り返してしまったし。
この本は、次々出てくる動物達が「こんにちは」と、その魔法の言葉「ばいばい」を繰り返すだけのもので大人には全然楽しくないのだけれども、子どもの心はしっかり掴んでいる。ばいばいを覚えたばかりの小さい子ならもっと虜になることでしょう。サイズも小さく紙もしっかりしていてオススメです。