2004年4月より毎月2冊ずつ刊行された、
「カロリーヌ プチえほん」の中の1冊。
やぎのエグランチーヌは果物や木の実を見つけると
荷車を引いていることをすっかり忘れて
一目散で食べに行こうとします。
おかげで、荷車の上のボビーはひっくり返ったり
段梯子のバランスを崩して飛ばされたり、散々です。
でも、こういうシーンって子供たちにはウケるみたい。
ラストの「僕だって君たちが だーい好きさ」と
友達に言いたかった…というシーンがありますが、
フランス的な愛情表現なのでしょうか。
訳者は「バーバパパ☆シリーズ」を手がけた、
山下 明生(はるお)さん。
先に「ボビーとともだちグリゼット」を読んだのですが
ストーリーにも文面にも違和感があって
あまり受け入れられませんでした。
同じシリーズでも、こちらは楽しく読ませてもらいました♪