「どうぶつに ふくをきせてはいけません
なぜなら・・・」
で始まるこの絵本。
次々に、「なんでこうなる!?」と笑える動物たちが登場。
(いや、きっと、動物たち本人は、すごく嫌なのだろうけど)
「ぶたは ひどくたべこぼすし、」
「トナカイは どうにもこんがらがるし、」
もう、おっかしくて〜!
息子も、2歳児にして、この「ありえなさ」「ナンセンスさ」は分かるみたいで、「うふ、ぐふふ」と、笑いをこらえながら見ていました。
もちろん、この絵本は、
真面目に「動物に服を着せてはいけない」なんて言ってるのではないんです。
(動物愛護的な視点は含まれていますが)
こういう冗談みたいな絵本を
「くだらないし教訓もないし、子どもに見せる必要はない」
という親御さんもいらっしゃるでしょう。
絵本は、正しい知識を教えなければならない、と・・・。
でも、こういう絵本を子どもと一緒に見て、笑い合えるってステキだと思います。
子どもと同じ目線で、絵本の世界を楽しめばいいんじゃないかな。
もっと息子が成長すれば、ただ笑うだけじゃなく、
「どうしてダメだと思う?」などと話すこともできて、とても面白いし、子どもの成長も感じられると思います。