学校に来ないなつみちゃんが心配で、家に様子を見に行くカズキと忍者のえびてんくんのお話。
作者は村上しいこさん。
思った通り、ギャグ満載で楽しいお話です。
忍者のえびてんくん、そのおじいちゃんいかてん、敵忍者のちょういちりゅう、などなど個性的なキャラクターがたくさん。
みんなのやりとりも、もう漫才そのものです。
なつみちゃんを思って助けてあげるところなどは、ほのぼのとして温かい気持ちになれます。
でも8割がた「お笑い」です。
個人的にはえびてんくんが敵に対して言った
「いやしいやつって・・・」のくだりが最高で、思わず声を出して笑ってしまいました。
子どもはもちろん、大人も楽しめる1冊だと思います。