私の子供は6歳と4歳の姉妹。
仲良く遊んでるなと思う時間はあっても、ケンカがしょっちゅうで最近は起きてから寝るまでケンカしてるようにさえ見えます。
この絵本のお姉ちゃんはもうちょっと大きいので、一緒に遊ぶというよりは妹が大好きなお姉ちゃんに憧れてひたすら一緒がいい、という様子がよく伝わってきます。
我が家も2歳差ながら、お互いなんでも一緒がいいという時も多いので(たとえば服もお揃いがいいとか)始めのページはあるなぁあるなぁって思いながら読み進めてました。
でも自分より大きくて優しくて大好きなお姉ちゃんでも、お友達と遊びたいときだってある‥それを知って妹はとてもさみしがります。
それでもやっぱり優しいお姉ちゃん。
こんな関係だといいなぁ、けど我が家の現実はなかなか厳しいなぁ(笑)
そんなふうに思いながらまた読み進めていたら、最後にはちょっと目からうろこというか、そういえば妹がいつまでもお姉ちゃんにひっついている時期って思ってるより短いんだなって、妹(うちはまだ未就園児なので)の世界はこれからまさに広がっていくんだなということに気付かされちょっと胸がキュンとなりました。
このページはちょっと切なくなるのだけど、あってくれてよかった。とても好きです。
当たり前なんだけど下の子の成長、意志という私がすっかり忘れていたことを教えてくれました。
これからも娘たちにはぶつかり合ってでも分かり合って、彼女たちなりのでいいから素敵な関係を続けていってほしいなと思いました。