表紙がインパクトありすぎて、しばらく手にするのをためらっていた絵本です。
読んでみて、やっぱり少し怖かったというのが正直なところ。
子供の頃、アニメの「赤毛のアン」でアンの髪の毛が緑色になって元に戻らなくなったことがあります。
それが、大人になった今でもまだ時々思い出すと怖いのです。
そのときの衝撃と何だか似た感じがしました。
でも、話の内容はちゃんと意味があって、心に残るものでした。
周りと一緒じゃなくちゃいけない。
そういう気持ちって、子供の方が強く持っているんでしょうね。
みんなと一緒、みんなと一緒、という気持ちが、体に現れてきたのでしょう。
だからみんなのいう言葉が体に現れてきた。
しまもよう病。体に症状が出てこなくても、心の中にしまもよう病を持っている子はたくさんいるかもしれません。
みんなと一緒は協調性という点ではいいことですが、今回はちょっと違いますよね。
好きなものは好きと言える自己主張は大切なこと。
そして、ちゃんと自己主張ができるような周りの環境も大切だと感じました。
娘が大きくなったら、ちゃんと教えてあげたいと思いました。