娘と一緒に読みました。
とっても楽しかったです!
とっても楽しかったのにちょっと切なくなってしまいました。
「こどものからだはしんぴんなので すぐに うごきますが
としよりのからだは いろんなところが さびてきて いるので
すぐにはうごきません」
そうなのですよねえ。歳をとってくると、体(頭の中も含め)
いろんなところがさびてきて、うごきにくかったりしてくる
のですよね。そういうことを普段は忘れて(見ないようにして?)
いる自分を反省しました。
やぎゅうさんのこの絵本には、でも、そんなさびてきている
おじいちゃんに対しての愛情が感じられてほんわかあったかく
なりました。ユーモアにかえてくれるのですよね。深刻に描く
のではなく。
文字もたくさーん書いてあるのですけど、絵の配置や本文の黒い文字と
手書きの赤い文字の配置などが絶妙で、「たくさん文字があって
大変」というよりは「いろいろ書いてあって楽しい」気持ちに
なります♪