大好きな礒みゆきさんの作品なので、図書館で借りました。
おとなしいうさぎ。
少し乱暴なところもあるきつね。
お互い、ひとりぼっちでした。
ある日。
授業で、うさぎはきつねに助けて貰うことになります。
それ以来、きつねのそばにいて「みてても、いい?」と聞きます。
だんだん、そばにいられることが嫌になってきたきつねは、冷たい態度をとってしまいます。
それでも、うさぎはきつねのことが好きで…。
いつも見守ってくれる大切な存在。
その存在が見えなくなったとき、きつねはハッと気づきました。
友達っていいな。
そんな温かい気持ちにさせてくれる、素敵なお話でした。
字も大きめで、絵本から児童書にきりかわる年頃のお子さんの一人読みにもぴったりだと思います。
長男もじっくり一人読みして、楽しんでいました。