ある朝起きて、「きょうはさかさんぼの日にしようっと」と言うと
彼はパジャマを脱いで、コートを着て〜と一番上(最後)から
順番に服を着ていきます。
後ろ向きに階段を下りて、お父さんの椅子を反対向きにして座り
なにもかもを反対にして・・・起きて来たお父さんにも
「おとうさん、おやすみ!」
こんな不思議なことをする息子に、お父さんは「おや?」っという顔をして
「あ、あぁ、おやすみ」と返します。
お母さんも、妹も男の子の「さかさんぼ」に黙って付き合うのです。
なんだかなぁ。なんでも反対の「さかさんぼ」は楽しいかもしれないけれど
私も息子たちも「う〜ん」という反応。
いいんですよ、遊びごころを否定しないで付き合ってあげるという
優しい家族の気持ちは。
でも、なんかめんどくさいなぁ〜。
私と息子たちには…ちょっと合わない本でした。