ブーブーブーとは、ぶたさんの鳴き声ですが、それ以外にもいろんなものを連想させるものだなあと読みながら感じました。ブーブーブーという音が聞こえて、次のページでそれがなんの音なのか、種明かしがあるのですが、読むときに、前ページの「ブーブーブー」と後ページの「ブーブーブー」の声色を同じにするかどうか、ちょっと迷いました。ページを開くときに、少し間をおいてみると、聞き手の想像をふくらませ、次ページへの楽しみが増すのかもと思いました。
お話の最後はとってもほほえましい。子ぶたさんもそのお母さんもとっても幸せそうで、あたたかい気持ちになれました。