あどけない 表情のある絵と
ストーリー展開、翻訳されている言葉の
どれもがピッタリ合わさっていて、
大人の私がひとりで静かに読んでいても
お話の世界にとけこむことができた絵本です。
巣から落っこちて
ママとはぐれちゃった ふくろうくん。
チビッコながら、
ママの特徴を一生懸命説明するのに
ちがう動物さんのところに案内されちゃう。
リスさんも
その説明を頼りにフクロウくんを慰めながら
一緒に探してくれてるんですけどね。
カエルさんが手?を挙げて
発言するように
ママが探していたことを教えてくれて。
大きい絵でママと巡り合えたところは
ホッとしました。
フクロウママも涙ぐんでる?
会話に使われている言葉と
絵がイメージに合っていて
よりいっそう内容が伝わってきます。
最後のページも印象的でした。
こういう絵本こそ
小さいお子さんにも
絵を見せながら
読み聞かせてあげたら
お話の世界に想像をふくらませていけるんじゃないかな。。と
思えます。
私は外国の作家さんの絵本、翻訳ものを
どのように選んでみたらよいのか
苦手だったのですが
これからもっと読んでみたくなりました。
日本でも 外国でも
まいごになっちゃった不安と
ママに会えた喜びと安心は共通ですね。
ほのぼのとした雰囲気も味わいました。