とても切ないお話です。
雪で作ったゆきむすめ、
おじいちゃんとおばあちゃんは可愛がって育てました。
でも、ゆきむすめの本当の気持ちには気づかずに…
他の子と同じように遊んでほしいと思って夏の日に
「あついわ おひさまが こわいわ」
と嫌がるゆきむすめを、おんなのこたちと外遊びに行かせます。
おんなのこたちが薪の飛び越えごっこを思いつき
ゆきむすめの番になり、「とぶのが こわいの?」
とゆきむすめを笑いました。
ゆきむすめは思い切って火の上を飛びました、すると…
可愛がるにも本人の為になる可愛がり方と
そうでない利己的な可愛がり方があるのでは…
また、おんなのこたちも同じ様に遊べないとバカにしたり…
身近な問題が詰まった絵本と感じてしまいました。