ロシアのお話です。
子供のいない、おじいさんとおばあさんが雪で女の子を作ります。不思議なことににゆきむすめは歩き出し、2人はうれしくて大切に育てました。
でもゆきむすめは春になると元気がなくなり、外で遊ぶことを嫌がりました。夏のある日、友達と森へ行き、「たきびのとびこえごっこ」という遊びをすることになったゆきむすめは・・。
せっかく、おじいさん、おばあさんと3人で仲良く暮らしていたのに。寂しさが残りますが、一時でも楽しく暮らせてよかったのかもしれません。
スズキコージさんの絵でも出版されていますが、こちらは、「大きなかぶ」の佐藤忠良さん。ロシアのイメージとゆきむすめのはかなさがとてもよく描かれていると思います。