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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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ゆきむすめ」 あまたろうさんの声

ゆきむすめ 作:内田 莉莎子
絵:佐藤 忠良
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1966年
ISBN:9784834000931
評価スコア 4.59
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みんなの声 総数 40
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  • ゆきむすめはどこへ・・・

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子6歳

    『おおきなかぶ』を手がけた、内田莉莎子・佐藤忠良コンビの絵本です。

    子どものない老夫婦が、ある雪の日、“ゆきむすめ”(女の子の雪像)を作ったところ、
    そのゆきむすめが本当の体温を持った娘になりました。
    老夫婦に愛されながら毎日を過ごすゆきむすめは、季節の移り変わりとともに
    次第にふさぎ込むようになります。
    夏になり、女の子たちに誘われ森へ出掛けたゆきむすめ。
    女の子達の興じるたき火越えに、「どうしてとばないの? とぶのがこわいの?」という
    言葉に押され、思い切ってジャンプ。そして・・・。

    ゆきむすめは、どこへ行ってしまったのでしょう。
    ゆきむすめは、このたき火を越えたら自分がどうなるか、あるいは知っていたのかも。
    自分を愛してくれた老夫婦に、きちんとお別れをいえないまま空へ消えたゆきむすめ。
    それを思うと切なくて・・・本を閉じたあと、静かな余韻が身を包んでいました。

    冬から春、そして夏へと移行する季節の描写が、非常に美しいです。
    特に、最後のページ、夏の夜空に煙が吸い込まれていく様子などは、
    煙の匂いまで感じられるようでした。
    ふっと見上げた先にあるあの明るいところへ、ゆきむすめは帰っていったのでしょうか。

    投稿日:2006/08/02

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