このお話は私が子供のころ読んで強烈に印象に残っていたお話です。
基本的には悲しく切ないお話は苦手なのですが、このなんとも言えぬ余韻と大人っぽい絵が非常に印象的でした。
久しぶりにこの本に出会い懐かしさで胸がいっぱいになりました。
そして読んでみてまた新たな感動がありました。
結果的にはおじいさんたちがすすめた友達との遊び
(考えられないくらい危険な遊びで、ゆきむすめじゃなくとも命の保障ないです)
でゆきむすめはいなくなってしまったのですが、
「おじいさんたちはその後どうしたのかな?また冬がきたらゆきむすめをつくったかしら?」
などと考えるとさらに切なくなりました。
こういうお話はどうかな?と子供はあまり好きじゃないかと思ったのですが、いろいろと感想を言ったりして感慨深かったようです。
お笑い好きの親子ですが、たまにはこんなお話を読むのも良かったです。