割とよくあるタイプの作品かなぁと、思いますが、
“フレヤ・ブラックウッド”さんの優しい穏やかな絵の世界がとても素敵な雰囲気を作ってくれていました。
登場人物たちが浅黒い肌をしていたので、実は最初この絵描きさんや作者は「アジア系」の生まれの人かと思っていましたが、生粋のヨーロッパ系の方たちでした。
文はとても短く、絵が主体の作品です。
本が好きな人には、この作品に描かれている子どもたちの気持ちがよくわかると思います。
邦訳は“谷川俊太郎”さんで、
作者の文章との相性は良さげな感じがしました。
イラストとしては、たくさんの電信柱が集中してたっている背景のシーンがすごいなと、思いました。