息子のお散歩コースにはちょうどこの六地蔵のような
お地蔵様が並んでいます。
息子が23歳の頃にはよく覚えたての「なーむー」と手を合わせて
ご近所さんを笑わせていました。
でも5歳にもなるとお散歩もめったにしないし素通りです。
ただこの絵本を読んだ瞬間、私も息子も思い浮かんだのは
あのお散歩コースのお地蔵様でした。
そういえばお地蔵様がメインに出てくる絵本って
かさこじぞう以外は知りませんし、普段の会話に
お地蔵様の話題が出てくることもないし・・・。
でも読み終わったら二人してあのお地蔵様に
会いたくなってうずうずしてきました。
息子が「ママ〜またあのお地蔵様になーむーしたい!!
そしたら夜におもちゃ持ってきてくれるんでしょ!?」
・・・息子よ、サンタさんと勘違いしてないかい?
おじいさんの善行、というお話の真意が伝わるには
まだまだ先ですが、息子にも見返りを求めない善意を
自然に出せる、そんな大人になってもらいたいものです。