アフリカの木が切り倒され、チンパンジーの住むところがなくなるところで、ワンガリ・マータイさんのことを思い出した私。
作者のジャネット・ウィンターって、ひょっとして『ワンガリの平和の木』を書いた人では?と、作家の経歴を見てみたらワンガリさんの自伝絵本を描かれていました。
『バスラの図書館員』『ろばのとしょかん』も書かれていたんですね。
自伝絵本や実話を書いているらしいです。
私はあまり知識がなかったのですが、ジェーン・グドールは、チンパンジーの研究をしていたとても有名な人のようで、他でこの絵本のことを書いたら知っていらっしゃる方が何人かいらっしゃいました。
夢をあきらめずに、自分の思う道を歩き続けた様子は、とてもすがすがしいですし、読んでいて力がもらえます。
5年生の国語で伝記を勉強するので、高学年での読み聞かせにもよさそうだと思いました。