大きなりんごを見つけたねずみ。
おうちの穴から、りんごを持って入ろうとしても、りんごが大きくて、おうちに入らない。
そこで思うのです。
りんごの入るような、大きいおうちを見つけなきゃって。
そんなバカな...でも、その後の展開は楽しいです。
りんごが入りそうなおうちを探し歩いた結果、たどりついたのは?
なんと、自分のおうちだったのです。
歩いているうちに、おなかがすいてきて、ちょっとずつかじったりんごが、最後には、おうちに入るくらい小さくなったというわけです。
なるほど!です。
これ、しかけ絵本になっていて、ページをめくるごとに、いろんな大きさの穴がくりぬいてあるのが、楽しいです。
「この大きさだと、誰が住んでると思う?」
と聞きながら読むと、息子は、
「キリン!」
娘は、
「そんなん穴に住んでるわけないじゃん。この大きさは、カバじゃない?」
(カバも穴には住んでないと思うんだけど...)
なかなか、わくわく感があります。また、原色使いの絵がとても素敵な絵本です。