おばあちゃんお家に行くのに、考え事をしながらゲームまでして乗り過ごしてしまったぼく。
終点で見つけたのはなんと座敷わらしが運転手、お客さんは鬼や天狗や化け猫、かっぱといった素敵なバスでした。
このバスでわらしから車掌を引き受けて、おばあちゃんの待つふじみちょうを目指します。
何とか、終点月の裏で最後のお役さんをおろした後、バスわらしはぼくを素敵な地球見に連れて行ってくれます。そのときにわらしが被っている帽子は、ぼくの亡くなったおじいちゃんがあげたものだったとわかります。ぼくのおじいちゃんはバスの運転手だったのです。
とそのとき宇宙嵐にあってしまい、飛ばされたわらしに代わりぼくが運転することに!おじいちゃんの帽子を被ったらおじいちゃんの声が聞こえて、運転をこなすことが出来、なんとかおばあちゃんのもとに行くことが出来るのです。
これでおばあちゃんと、おじいちゃんの話が出来るようになったぼく。
なんだか楽しくてあったかくなるおはなしでした。
もちろん3才の息子も何度も楽しんでいましたよ。