どんなに悲しい本でも今まで最後まで読み遂げましたが、この本の最後の2ページは涙が流れ、言葉が出てきませんでした。長男はどうしていいか解からずニヤニヤして、次男はしんみりと黙っていました。最後におじいちゃんが亡くなってしまうないようですが、子供達の胸にも話が残ったようで、数日間は毎日その本を持ってきて”でも今日は泣かないでね”と言いながら差し出しました。両親よりもおじいちゃんが好きだった孫を残し戻ると約束しながらも戻れなかったおじいちゃん、無念だっただろうな・・と思いますが、おじいちゃんをこんなに大好きだった孫が最後まで近くにいたおじいちゃんは現代社会の核家族化、老人の孤独問題を考えると幸せだったのかもしれません。絵もとても素敵だと思います。