寝る10分前になり、お父さんが新聞を読みながら、
「あと10ぷんで ねるじかーん!」と教えてくれます。
主人公の男の子は、ハムスター一家の
『寝るまでの10分旅行』が始まったのを見に玄関へ。
「あと8ふんで ねるじかーん!」
男の子はハムスター達にクッキーを与え始めます。
「あと7ふんで ねるじかーん!」
男の子は洗面所に行って歯磨きを始めます。
「あと6ぷんで ねるじかーん!」
男の子はパジャマに着替え…
「あと5ふんで ねるじかーん!」
男の子はハムスター一家を相手に絵本を読み始めます。
その絵本、なんと!『あと10ぷんで ねるじかん!』
絵本の表紙ばかりか中の絵までそっくり再現です♪
その間にもハムスターの数はどんどん増えていきます。
「あと4ぷんで ねるじかーん!」
男の子はまださっきの絵本を読んでいて…
「あと2ふんで ねるじかーん!」
この段階になって、えぇぇぇぇーっ!!! お風呂とは。
寝る時間!と、お父さんの声がかかって初めて
男の子は男の子はお風呂から出て、
ベッドにもぐりこむのでした。
中表紙のイラストが ハムスター一家の旅行の写真を貼った、
アルバムのように描かれているところや、
“劇中劇”のように絵本の中に、その絵本自身が登場するところなど
遊び心満載で、とっても楽しませてもらいました!
実生活でも「あ〜、もう時間がないっ!」と思っても、
優先順位を決め、しなけれないけないことから着手して
ササッとやってみると、意外に出来てしまうことがあるけれど…
さすがに寝る2分前になってからのお風呂は無理だなあ。^m^