アーメッドは、大きな目をした男の子で、両親がいなくてサーカスで下働きをして朝から晩まで働きづめでした。ある日森で金色の卵を拾いました。中から生まれたのは、小鳥のように歌う、小さな女の子のオーレシア。背中に柔らかな羽根が生えそろい、どんどん美しくなっていきました。籠の中に閉じ込められて見世物にされていたのでだんだん元気がなくなっていくので、アーメッドは、一大決心をしてオーレシアを助けます。オーレシアは、生まれて初めて籠から出ると高らかに歌いながら夜空へ、舞い上がっていきました。オーレ」シアが恋しいアーメッドを、迎えに来てくれたのでほっとしたのですが、暗い夜空を、はるか遠く星ぼしが輝く彼方へ
一緒に飛んで行って終わりなっているのが、ちょっとどうなってしまったかが気になる私でした。絵もとても美しく描けています。