流しびなの由来をご存知ですか?ひなまつりの元になった行事だそうです。
人の形をした紙の人形で体をなでて、それを川に流すことで汚れを祓い、災厄祓いを願ったそうです。
ももちゃんは、おかあさんがおってくれたおひなさまで、おばあちゃんに体をさすってもらいます。
そして、その流しびなを流していると、川の中から手が出てきて、ももちゃんの流しびなを誰かが持っていってしまいます。
ももちゃんは、慌てて追いかけると、そこには、病気で苦しんでいるかっぱの女の子がいました。
ももちゃんのおひなさまで、その子の体をさすって流します。
ももちゃんも一緒に祈りました。
すると、そのかっぱの女の子は元気になり、お礼に小石を三つもらいました。
いつの時代でも、子を想う親の気持ちは変わらないものなんですね。その親の姿を見て育つ子供は、きっと優しい子になるんだと思います。
日本の昔のよき伝統は、残していってもらいたいと思います。