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白狐魔記 源平の風」 花豆はなこさんの声

白狐魔記 源平の風 作:斉藤 洋
絵:高畠 純
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1996年02月
ISBN:9784037442101
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • 最後の読み聞かせ

    今は大人になった次男に読み聞かせをしていたころの話です。
    いつまで読み聞かせができるのかと思っていましたが、こどもが
    「もういいよ」と言うまで、と知りました。この「源平の風」を読み始めて3日目くらいだったと思います。ある夜、次男が「お母さん、続きは自分で読むから、もういいよ」と言いました。あ、ほんとだ。もういいって言うんだ。ついに読み聞かせ最後の日が来たなと思いました。その時、次男は中学2年生でした。
    赤ちゃんのころから、毎晩読んでいましたが、中断したときがありました。なんとももったいないと思い、また読み始めたのが小学4年生です。楽しい本、わくわくする本、とにかくいい本を求めて探して読んできました。つまらない本だったら中学生まで続けられなかったと思います。二人で大笑いした岩波書店の「くまのプーさん」や「番ねずみのヤカちゃん」福音館の5巻本の「日本の昔話」絵本でない児童書が多かったのですが、当時を思い出すたび心が温かくなります。最後になった「源平の風」は、次どうなるのとはらはらし、ついに待てなくなったのでしょう。次男は自分で読みたくなったのです。
    その後も、同じ本を読んでは感想を言ったりしましたが、今では次男からお勧めの本の情報をもらっています。

    投稿日:2014/03/20

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