新美南吉さんのお話は色々有名ですが、
この「かげ」というお話ははじめて読みました。
正直、ラストは衝撃的でした。
1羽のカラスが自分の影と競争する。
負けるものかと自分の持てる力の全てを使って必死に飛ぶ。
体の血がみんななくなるまで…。
最後のページの
「つぎのあさ、もりへ木をきりにいった木こりが、
もりのそばのくさはらのうえに
からすが一わ しんでいるのをみました」
という終わり方・・・。
この本が伝えようとしていることは何だろう?
南吉は深層心理学を学んだということですが、
この本の発するものはとても深く広いものだと思いました。