ライオンとひょうが、お互いにくらべっこ。「ぼくのほうが」それに対してまた、「ぼくのほうが」自慢くらべは無限大に続いていって、いつしか想像の世界まで広がっていきます。
どこに帰着するのかな、と読んでいて思っていたのですが、とても仲良しの二頭、ちゃんと素敵な結論にたどり着きます。
そして、このまま仲良しのまま終わるのかと思ったら…。
最初、子供のような伸びやかな絵に、ちょっと戸惑ったのですが、徐々に絵本の中の二頭の遊びの世界にひきこまれ、読み終わった後は、心がほっと軽くなるような気がしました。
小さい子供だけでなく、高学年の子供にも読んでみたい1冊です。