ジャンルとしては写真絵本として出版されていますが、調べ学習などで使う資料集のような作りになっています。
ただし、「船を作る」という作品名の通りのことしか描かれていませんが……。
最初は探検家けんっ武蔵野美術大学の文化人類学教授である関野義晴さんと、その大学の学生たちによる船造りの記録写真ですが、途中から東南アジアのマンダールという民族の船大工たちの仕事の過程を追っていく内容になっています。
手作りで、大きな大木を上手に船に変えていく工程は、なんだか見ているだけでもワクワクします。
こういう本に触れた子ども達が、何か手作りで物を作る面白さを感じてくれてたら、素敵ですね〜。