タイトルと表紙からでは伝わりにくいかもしれませんが、
「なんてこった!」
な出来事を繰り返して読む楽しい絵本です。
深い穴に落ちたカエル、出てきたところを食べようと待ち構えるトラ、絶体絶命なカエルを助けようと頑張る森の仲間たち。
全て1つの深い穴という舞台で物語が進んでいきます。
近くでトラが眼光を光らせる中、カエルを助けようと仲間が手を差し伸べるけど…なんてこった!掴まっていた木の枝が折れて穴の中に落ちてしまった!
色んな仲間が手を差し伸べるも失敗してしまい「なんてこった!」の繰り返し。
その中で助けられるかもしれない期待とまた落っこちてしまうかもしれない期待が子供心をくすぐって楽しくなっていきます。
なんてこったは原題の「OhNO!」で皆と声を揃えても楽しいと思います。