動物病院のアントン先生は早朝から大忙し。
喉の痛みから発熱、顎が外れたり、カウンセリングとオールマイティ、まさしく理想の町医者です。
ところが、診療に夢中で倒れてしまったアントン先生。
原因は食事も忘れての診療による空腹。
患者だった動物たちが、今度はアントン先生のためにシチューを作ってくれるというわけです。
アントン先生の人柄がじんわりとにじみ出てきて、素敵です。
もちろん、診療内容は的確です。
特にカウンセリングのシーンは心理学の観点からもさすがだなあ、と感心してしまいました。
ギブアンドテイクの動物たちの行動ににも納得ですね。
私の知り合いにもこんな町医者がいて、ただただ敬服するばかり。
それだけに、妙に共感してしまいました。
アントン先生、どうぞお大事に。