絵本なのに、カラーなし。差し色差なし。
すべて白黒の世界です。
それなのに、すごく動きや表情が伝わってきて、楽しく読めました。
ブザーが 「プー」となり、「つぎ、とまります」とともに
バス停で動物たちが降りてきます。バス停には家族が待っていて、
「おかえりー」と出迎え、またバスは走っていきます。
大きくなったら、バスの運転手になりたい3歳の息子。
絶対喜ぶだろうな〜と思い、図書館で借りてみました。
思ったとおり! 次は、どこに停まるのかな?誰が降りるのかな?と
わくわく見入っていました。
バス停の名前もユニークで、息子のつぼにはまったようです(笑)
そして、バスは海をもぐったり、トンネルを抜けたりと、期待通りの
楽しい展開を見せてくれます。
最後は男の子と家にたどり着くのですが、男の子を息子の名前に
変えて読んであげると、今まで自分もバスに乗っていたような
気分になって「ここ、りっくんのお家!!、これママ〜」と
喜んでくれました。
【事務局注:このレビューは、「つぎ、とまります」こどものとも年少版 2009年11月号に寄せられたものです。】