冬の眠りから目を覚まし、春を迎える準備。大地のかあさんに自分で縫った服をみせにゆくねっこぼっこ。小さな虫をキレイにするねっこぼっこ。夏の間外で遊び、冬には大地のかあさんのもとへ帰るねっこぼっこ。とても愛しい存在ですね。ねっこぼっこは小さな草花なんですね。また春になったら色とりどりのお花を咲かせてね。
子供は登場する小さな生き物に夢中です。「ねっこぼっこ小さいねぇ」と言いながら虫の大きさと比べています。
「てんとう虫に絵の具するの!?」「お洋服とお花が同じ色!」など、発見したことも色々教えてくれます。
お話も読みやすいです。短い詩のような文なので子供と一緒にゆっくり絵を楽しめていいですよ。四季を感じ、やさしい気持ちになれる絵本だと思います。