2月22日はねこの日だそうで、この時期、学校図書室の一角に、司書の先生がねこ関連の本のディスプレイをして下さっていました。その中で見つけた一冊です。
黒ねこというとなんとなく不気味なイメージですが(私には)、「こすずめのぼうけん」のルース・エインズワースが書いた話というのに引かれ、借りてみました。
読み終わってみて、大満足です。親子で、おじいさんの不思議な体験を共有することができました。
このお話にぴったりの、山内さんの絵がすばらしいです。その時々のねこの表情も、本物のねこのようでおいそれしました。山内さんご自身、きっと、ねこが大好きなのでしょうね。
心にぽっとあかりがともるような、温かいぬくもりを感じる絵本です。