小学校のおはなし会で読みました。
暦の各月のキャラクターが登場し、友だちになる趣向。
1月の正月の光景から始まるので、1月の最初のおはなし会にはぴったりでした。
各月の行事や自然が、心地よい文章で紹介され、
昔話のように繰り返される展開は、子どもたちも興味深く聞き入ってくれました。
12月に至っては、その月々を象徴するごちそうでパーティー、
これは素敵な光景です。
しかも、みんなで交流を深め、一緒に住もうとなる展開はうれしいです。
ラストでは、ちょっとした仕掛けがあり、これもまた、子どもたちの興味を引き付けていました。
まさしく暦を体感できる作品だと思います。