3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。野菜の苗を育てるのがすきなので読んでやったのですが、お城に住むスミレ姫というネズミの姫様が自ら自分の庭を大々的につくるというかなり大きな構想のお話でした。
庭いじりがしたくて、それも自分の思うとおりにしたくてお城の庭の一部をもらい、かなりの時間をさいて夢の庭をつくることにしました。構想中はなにをやっても上の空。その熱意に折れて、父親と母親は庭を造ることを了承。庭師やその他のネズミたちに助けられ、半年?一年近く?かかってやっとその夢のような庭が出来上がるのです。
ちょっとリアリティにかけているので、息子には実感が湧かなかったみたいです。自分ひとりで造れる規模ならばまだいいのですが、姫様だけに労働力はあてにできるというご身分もあり、イマイチ。庭造りとはというのに本気で興味があるお子さんなら楽しめるかもしれませんね。