たかどのほうこさんのへんてこなおはなしに、たかべせいいちさんのユニークな絵がバッチリとあって、それはそれは楽しい絵本です。
お習字の先生のヤギマロ先生は、生徒の前では「書は心じゃ」などと言う偉い感じの人ですが、実は生徒に隠れて半紙をたべることが大好き。
ある日、とびきりおいしい「へろりがみ」を食べたヤギマロ先生は、その味の虜になってしまい、へろりがみであんこをまいた大福を食べ過ぎてしまいます。
お腹が痛くなって、大変なことになってしまうヤギマロ先生。
おきのどくなのですが、6歳の娘も私も、一緒になって笑ってしまいました。
テンポよくお話が進むので、普段あまり本を読まない子でも読みやすいと思います。1年生くらいからひとりで読めそうです。