「Zip＆Candy ジップ＆キャンディ ロボットたちのクリスマス 」 レイラさんの声

漫才コンビキングコングの西野亮廣さんの作品。
『Ｄｒ.インクの星空キネマ』を黒として、こちらは白の作品と位置付けた作品だそう。
確かに、白にふさわしい、純愛ストーリーです。
新型ロボットジップと、旧型ロボットキャンディのラブストーリーです。
ロボットとはいえ、どちらもとても人間らしい造形です。
飛行機能を備えたジップは、家事ロボットのキャンディに恋するのですが、
キャンディの記憶メモリーが減っていることに気付くのですね。
旧型ゆえ、新しい記憶を上書きすることは、古い記憶を消すこと。
その究極の選択に、ジップは潔く決断するのですね。
まさに純愛だからこそ、身を削ることもいとわないのでしょうか。
でも、意外な光明がラストに。
だからこその、クリスマスのシチュエーション。
巧いです。
小学生くらいから、キュンとすると思います。