10年前に交通事故にあった犬のハナコは獣医のヒロシ先生の元にやって来て、治療をしてもらいます。残念なことに後ろ足はこれから先、ずっと歩けないままになることを知った飼い主はハナコを引き取りませんでした。そんなハナコの目線で書かれた写真・ドキュメントです。獣医のヒロシ先生のお仕事の紹介。病気や怪我の治療を始め、健康診断や予防接種など。ハナコもそんな先生のお手伝いで輸血をしたり。獣医の仕事が詳しく易しい言葉で説明されて分かりやすい事と、寿命の短い動物たちも命の重さは、変わらない事を教えてくれます。犬を飼っている者としてはちゃんと責任を持って、愛情を持って寄り添ってあげる大切さを改めて感じましたし、コレから小動物を飼いたい、飼おうかなと思っているたくさんの人達、子供達に是非とも読んでもらいたい1冊です。